開催報告 東大柏の葉100人論文
2023年10月27日(金)、28日(土)に柏キャンパス一般公開に合わせて開催された東大柏の葉100人論文では、学内外問わず、累計で300人以上の方にご来場頂きました。学内の研究者27名の研究内容をポスター形式で展示させて頂きました。来場された方々から、各ポスターへのコメントや、研究倫理についてのご意見を多数お寄せ頂き、大学における研究活動・研究倫理と社会のつながりを改めて考える機会となりました。ご来場、ご協力下さった方々、誠にありがとうございました。
開催の詳細
◆開催日時:2023年10月27-28日 (金、土) 10時00分~17時00分
◆会場:柏図書館 東京大学柏キャンパス
◆タイトル:『東大柏の葉100人論文』
◆目的:東京大学柏キャンパスの研究者同士だけでなく、一般の参加者の皆さまも共に、研究・倫理と社会のつながりを考えること。
◆ポスター参加人数
教員:10名 学生:17名 (計27名)
◆集まったポスターの分野
環境教育、持続可能な食料供給、海洋汚染、植物の再生メカニズム、がんの数理シミュレーション、社会物理学、核融合、アートと都市設計、観光戦略、コミュニケーションなど、多様な分野からの応募がありました。
一般公開においては、専門外の方々にも分かりやすく伝わるよう、統一されたフォーマットを用いてポスターを作成して頂きました。
◆来場者数
300名以上
◆プログラム (両日)
参加者の皆様に、気になったポスターに対する質問・コメントをステッカーに書き、ポスターに貼って頂きました。コメントの際に、文字だけでなく、エモグラフィを使用して頂くことで、より手軽に分かりやすい形でご意見を示して頂くことができたと考えています。また、展示スペースにはガラスのディスプレイを設置し、水性マーカーで自由にコメントを残して頂くことができるようにしました。
エモグラフィ
感情を意味する「エモーション」と描くという意味の「グラフィ」を組み合わせた単語です。富士通デザイン株式会社 グラフィックカタリスト タムラカイ氏により考案されました。言葉では難しい表現を表情によって手軽に分かりやすく伝えることができます。
来場者には上記の4つの問いを投げかけ、コメントとして残してもらうことができるようにしました。
当日は多くのコメントやインプレッションを頂きました。会場の様子を以下の写真で紹介しています。
イベント終了後、頂いたコメント等はポスター作成者にフィードバックされました。
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