第1回

「進化はどこにいく:地球Bに生きる?」


終了いたしました。

開催概要


日時: 2021年12月17日(金) 15:30~17:00

参加 ライブ / オンライン配信(申込受付は終了しました

登壇者(敬称略):

コーディネータ:

ご挨拶:


グラフィックレコーディング:

三谷 啓志

MITANI Hiroshi

東京大学 特命教授

放射線生物学・ゲノム科学

松永 幸大

MATSUNAGA Sachihiro

東京大学 大学院

新領域創成科学研究科

先端生命科学専攻 教授 

合成生物学、生命動態学

福永 真弓

FUKUNAGA Mayumi

東京大学 大学院

新領域創成科学研究科

社会文化環境学専攻 准教授

環境倫理・環境社会学

出口 敦

DEGUCHI Atsushi

東京大学 大学院

新領域創成科学研究科

研究科長

社会文化環境学専攻 教授

都市計画・都市デザイン学

プログラム(予定・敬称略)

15:30 オープニング挨拶 :出口敦 東京大学 大学院新領域創成科学研究科長

15:35 プロローグ :福永真弓 

15:45 プレゼンテーション① :三谷啓志

16:00 プレゼンテーション :松永幸大

16:15 対談  :三谷啓志 x 松永幸大(コーディネータ 福永真弓)

16:55 第2回に向けて 福永真弓

17:00 終了

 合成生物学は地球になにをもたらそうとしているのでしょうか。人為選択と人為創造による進化は、ゲノム編集技術や合成生物学の発展と広がりによって、かつてない速度で変容しています。すでに進化の系統樹の先には、家畜化され、ゲノム編集によって生まれた新しい生きものがたくさんぶらさがっています。その系統樹の外側で、人の手によって生み出された合成生物が地球の生態系の一部に組み込まれようとしているのです。さらに、気候変動など人間活動による地球の変容は、生命とその進化プロセスをとりまく環境の大きな変化をもたらしています。

 もはやこれまでの進化の系統樹が想定してきたオリジナルの地球Aにわたしたちは住んではいない、とも言えるでしょう。住んでいるのは地球B、かつての進化の系統樹ではない新しい進化プロセスを経験している別の相貌の地球なのかもしれないのです。

 合成生物学がもたらす地球の未来と、現実となった新しい(?)進化的プロセスがどこに向かうのでしょうか。研究者がもつ社会的想像力は、①現在の研究を進めるうえでのイノベーティブな飛躍をもたらす側面と、②たとえ基礎研究であってもその後の社会的影響力を考えなければならないときの「もしもの」未来を考える柱となる側面があります。この二つの側面から、わたしたちの地球の行く末とその未来について議論してみましょう。

ポスター:PDF 第1回「進化はどこにいく:地球Bに生きる?」(ダウンロード可)

※ 当日実際に描かれたグラフィックレコーディングです。詳細は こちらのページ をご覧ください。

  こちらの画像の無断コピー・転載はご遠慮ください。

録画公開

ワークショップ当日のZoom配信動画をこちらで公開しています。:

第1回「進化はどこへいく:地球Bに生きる?」

アンケートフォーム https://forms.gle/nsocs6UN9zd5TxQG6

第1回ワークショップ「進化はどこにいく:地球Bに生きる?」にご参加くださりありがとうございました。

ぜひアンケートにご協力いただき、ご意見ご感想をお聞かせください。次回からの参考にさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

開催報告