第3回

「なめらかな都市、ざらつく都市:都市ゲノムとしてのデータと未来」

終了いたしました。

日時: 2022年02月14日(月) 16:30~18:00

参加 ライブ / オンライン配信(申込受付は終了しました。

登壇者(敬称略):

コーディネータ:


グラフィックレコーディング:

出口 敦

DEGUCHI Atsushi

東京大学 大学院

新領域創成科学研究科

研究科長

社会文化環境学専攻 教授

都市計画・都市デザイン学

瀬崎 

SEZAKI Kaoru

東京大学 

空間情報科学研究センター ンター⻑

東京大学 大学院

新領域創成科学研究科

社会文化環境学専攻 教授

通信・ネットワーク工学

杉山 将

SUGIYAMA Masashi

東京大学 大学院

新領域創成科学研究科

複雑理工学専攻 教授

機械学習

理化学研究所 革新知能統合研究センター センター長 

福永 真弓

FUKUNAGA Mayumi

東京大学 大学院

新領域創成科学研究科

社会文化環境学専攻 准教授

環境倫理・環境社会学 

プログラム(案・敬称略)

16:30 第1回、第2回を経て :福永真弓

16:40 プレゼンテーション :杉山将 / 瀬崎薫 / 出口敦

17:10 対談  :出口敦 × 瀬崎薫 × 杉山将(コーディネータ 福永真弓)

17:50 エピローグ :福永真弓

17:55 ご挨拶(TBC)

18:00 終了

 情報を扱う技術が倫理の対象になる時代から、データそのものが倫理の対象となる時代がやってきました。

 データ倫理は、データ(とる・つくる)、アルゴリズム、実践・実装の3つが言及されます(Floridi and Taddeo 2016)。データをどのように対象からとり、つくるのでしょうか。データ観測のための技術進展によって、日々わたしたちは、提供しているつもりのないデータを提供し(監視カメラ、買い物データ、ネット検索など)、データ化した「わたし」が社会に散らばっています。そのデータを集め、処理し、意味あるものに組み立てるアルゴリズムはブラックボックス化しやすいものです(cf. 顔認証システムと人種差別)。そして、こうしたデータからえた分析から、社会を動かすプログラミングを社会にうめこむ実践・実装も絶え間なく行われています。そして、データそれ自体もまったく形を変えているのです。

 こうしたデータがつくる社会はいったい、どこにいこうとしているのでしょうか。データを人間から、都市からとる、つくる、うめこむという研究を行っている研究者に対話してもらい、データが形成する社会と人間の新しい形について議論していきます。

 特に今回は、まちづくり(人をデータ化する、応用する、自然をデータにする)のためのデータをとる・つくる・うめこんでいく際の、ディストピア・ユートピアの振れ幅について考えながら議論を進めてみましょう。

※ 当日実際に描かれたグラフィックレコーディングです。詳細は こちらのページ をご覧ください。

  こちらの画像の無断コピー・転載はご遠慮ください。

録画公開

ワークショップ当日のZoom配信動画をこちらで公開しています。:

第3回「なめらかな都市、ざらつく都市:都市ゲノムとしてのデータと未来」

アンケートフォームhttps://forms.gle/yeXwHhv66nDbAcYG6

回ワークショップ「なめらかな都市、ざらつく都市:都市ゲノムとしてのデータと未来にご参加くださりありがとうございました。

ぜひアンケートから皆さまのご意見ご感想をお聞かせください。今後の参考にさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

開催報告